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2014.02.13 Thursday
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    A bright red cactus

    2010.05.31 Monday 10:20
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      彼とわたしが毎年咲くのを待ち望んでいる花がある



      母にもらったサボテンの花
      咲くたびに青いグラスをだしてきてテーブルに飾る

      太陽が落ちてきて
      ひかりが薄くなったころに
      1番きれいに見える花におもえて
      わたしはそのなかシャッターを切った
      たぶんこの写真を見つけたときに
      微笑むだろう彼をおもいながら

      そして父と母へのプレゼント

      前に父が言っていた
      絶対ピントが合っていないと良しとしない写真好きな父が
      この写真はどうしてか飾ろうと思ったんだよってといって
      ピントのずれた写真を
      ふたりの寝室に飾ってある特別な花だから

      花は届けられないけれど
      写真は届けられるから



      今年もこの花が咲いてよかった

       
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      The vegetable curry of the witch

      2010.05.30 Sunday 00:26
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        彼とふたりで夜ベジタブルカレーを作った
        たくさんの野菜と家にあるありったけのスパイスを入れて煮込んだ

        魔女のスープのようだと笑いあいながら食べた
        このカレーを食べていたら長生きできそうな香りと味がした



        たまに自分の人生時計だけ
        はやく進めば良いのにと思う瞬間がある
        ただあなたのことを思うと
        あなたより一日だけでも長生きできるように天に願う

        大切な人よりも長生きするからといえることは
        とても強いことだと最近感じる
        誰でも大切な人に看取られたいから、きっと



        だから魔女のおいしいカレースープを食べて
        わたしは長生きするチカラをもらう 
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        Is it the pose of the tortoise?

        2010.05.29 Saturday 16:44
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          久しぶりに手作りの朝食プレートを
          彼とふたりで食べた
          きょうはめずらしくわたしの嫌いなトマトがのっている

          ベランダにいる亀三郎が我が家に来てから1年が経った

          浮き浮きランドの上でひなたぼっこが出来るようになったと思ったら
          片足づつあげてバランスをとり
          最後には両足を上げヨガのようなポーズでリラックスしている

          彼が
          亀三郎がヨガが出来るようになったね
          と微笑む



          いまでも亀三郎を家に連れ帰った日の
          彼の満面の笑顔をわたしはリアルに記憶している 

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          The porch which is filled with moonlight

          2010.05.28 Friday 11:00
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            きのうの晩
            彼がベランダから呼ぶ声がする

            ゆうちゃん、月明かりでベランダが明るいんだ

            わたしはまんまるい月のあかりを映したくてシャッターを切った 

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            Too dazzling sunlight

            2010.05.27 Thursday 18:59
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              木々の葉っぱのすき間からまぶしすぎる夏の声がする



              あさこちゃん
              きのうの夜わたしも月にかかった虹見つめてたよ
              おんなじ空を見上げていたんだね

              大切な妹
              わたしより長生きしてあげるからって
              トイレの鏡見ながら言ってくれてありがとう
              本当にとてもうれしかったんだ



              わたしはもう空を見つめられるようになりました

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              I continue flying slowly.

              2010.05.26 Wednesday 14:45
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                わたしは成長したんだ
                前に進めてるんだと思ってた

                なのにたくさんの自分の過去を知る人に祖母の葬儀で囲まれたとき
                わたしは前に進めてなかったんではないかと
                問いかけてしまっていた自分がいた

                わたしは静かにオフロ場で泣いて立ち上がる

                母の声を聞いたらまたあの暗闇が見える
                そう思いながらも
                勇気を出して母に電話した
                母は祖母がいないという暗闇から抜け出す努力をしていた

                過去のフラッシュバックに悩み
                誰かをせめるのは間違えている

                わたしの過去は変わらないし
                知っている人がいることも現実だ

                だからこそわたしはまた前に進む

                わたしはチョコラBBを一気飲みして歩き出す
                そして空の隙間にはほんの少しでも青い空が見える

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                The rehabilitation of the heart

                2010.05.25 Tuesday 18:03
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                  自分の感情と一緒に
                  目にうつる景色を
                  できるかぎり写したいとおもう

                  いま力づよく見えるのは彼の腕


                   
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                  A parting day with my grandmother

                  2010.05.24 Monday 19:49
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                    祖母のお葬式が終わった

                    祖母はとてつもない晴れ女だったのに
                    お葬式の日は最後まで空に太陽は姿を見せなかった

                    雨は人のココロを穏やかにもさせるのにとても寂しくもさせる

                    たくさんの人に会うことにより
                    いっぱいいっぱいのことを思い出す
                    涙で埋まったお葬式に
                    わたしはもうしばらく良くも悪くも思い出の引き出しを閉じることを決めた

                    彼が涙で横たわるわたしの横で言った
                    ゆうちゃん、僕はおばあちゃんにゆうちゃんのことを頼まれたんだ
                    だから守るよ
                    だけど人のあたまにもHDDのように容量があって
                    いっぱいになるとパンクしちゃうんだよ
                    友達に言われたでしょう
                    HDDの適切量は60パーセントくらいだって
                    だからしばらく休むんだ
                    ただパンクしたときは僕がまた治してあげるから

                    だからわたしは祖母のために思いっきり泣いた
                    何色ものお花に埋まった祖母の顔だけ記憶において
                    しばらくはのんびりなにもかも忘れて
                    自分のためだけに生きることに決めた



                    きっとそれが彼のためであり
                    残された家族のためだから
                     
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                    Possibility such as the mirror

                    2010.05.22 Saturday 15:55
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                      しぃくんの誕生日と山梨の叔父の命日が一日違いだったように
                      おばあちゃんの葬儀とお父さんの誕生日は重なっていた

                      生きることと死は
                      とても鏡のように向き合っていて
                      偶然を呼んでくる

                      わたしはそんな偶然があるから
                      人は前にすすんでいけるんだと思うんだ 



                      あしたは祖母を見送る日
                      彼はおばあちゃんとの約束を守ってわたしの隣にいてくれているよ
                      ありがとう、おばあちゃん
                      category:He | by:mizunohatecomments(0)trackbacks(0) | -

                      My sweet home

                      2010.05.22 Saturday 01:44
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                        東京に帰ってきてみた父と母の顔は穏やかだった

                        祖母の死に顔もここ何年間か見ていたなかで
                        いちばんむかしの祖母に戻ったような
                        やすらかなきれいな顔だった

                        次の朝、起きると同時にあたらしい畳の香りがする
                        祖母は父と母がふすまと畳を張り替え終わった日を
                        見計らったように亡くなったらしい



                        父と母が笑う
                        見栄っ張りで華やかな祖母らしい霊能力だと

                        この時期は亡くなる人が多いらしく
                        祖母の葬儀は亡くなってからかなりの日が経つ今週の土曜日曜に行われる 

                        金曜の朝、父と障子の張替えをした
                        きょうはとても晴れた日で
                        祖母のために張り替えてあげたくて
                        ふたりでがんばった

                        父は冗談交じりに障子張りの手抜きの極意を教えてくれた



                        ほとんどの部屋の窓が開き
                        ひとの出入りの多い実家は
                        わたしの幼かった頃の家のように風が優しく吹き抜ける

                        我が家の木々はひとつひとつの葉っぱが音を奏でているように感じられる

                        そしてすべての影にいのちがかよっている気がした

                        おばあちゃん、
                        わたしはまたこの家が好きになりました
                        category:My home | by:mizunohatecomments(0)trackbacks(0) | -

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