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2014.02.13 Thursday
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    French minicar

    2012.02.28 Tuesday 18:47
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      電話口で妹の声がする

      お姉ちゃんの壁の写真久しぶりに見たの, フランスの
      と、ほんの少し高い声で言う
       
      わたしはあの写真、たくさんのクルマがミニカーに見えてしぃ君とかっちゃんがよろこびそうじゃない?
      と、クルマ大好きな甥っ子たちを思い浮かべながら話す
       
      それもそうだけど昔の写真も大切にしな、良い写真だったよ
      妹はそう告げると受話器を置いた

      大学時代、父がはじめて大きく焼いたわたしが撮ったその写真をよろこびはじめて壁に飾ってくれた
       
      最近、写真を撮るたびに父と母を思う
      大学を卒業してから写真を撮るわたしを誰よりも反対していたふたり
       
      いまは写真を見せるたびできるだけの努力をしようと両親と会うたび誓う
      まだわたしの夢ははじまったばかりなのだから
       

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      Breathing

      2011.04.16 Saturday 02:39
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        早足で彼が帰っていった日からわたしの真っ白すぎるNYの生活が始まった

        飛行場からの帰り道
        迎えに行った日と同じくもり雨なのに
        行きは幻想的に見えてたのに
        帰りは冷たい雨ばかりが降っているように感じられた

        あと1週間で家に帰るいま
        やっとできた自分の息の吸いやすいNYという場所のほんの少しのすき間に
        毎日泣いたり笑ったりしながら日々過ごしている

        キックボード同じ速さで
        シャッターを切る日々を楽しみながら 
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        music subway

        2011.04.13 Wednesday 12:21
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          subwayが地上にあがる
          目の前の男の子もヘッドホンで音楽を聴いている
          わたしの耳にはくるりのhighwayが流れている
          ブルックリンブリッジを渡る
          この空気がとても好きだ




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          The daybreak of NY

          2011.04.03 Sunday 12:25
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            彼が眠っているわたしに声をかける

            NYの朝があける時を見つけたよ



            そしてJet lagの彼はもう眠りに落ちた 
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            音を奏でる道

            2011.04.02 Saturday 16:36
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              彼を迎えにラガーディア空港まで向かう
              雪の予報だった空は霧のような雨が降っていて
              バスから見える景色はモノクロの世界に見えた





              大切な家族と友人と食事を終えて
              彼と夜の街を歩く
              外国の風景はいつも夜の香りがついてまわる
              ジャズバーを出て歩き出した道には
              クルマのクラクションの音が
              トランペットのように何度も響き渡る





              久しぶりに見る彼の姿にわたしは目を細め見つめ続けた

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              Letter to him

              2011.03.29 Tuesday 14:17
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                わたしは
                毎日撮った写真を彼と共通のPCのdropboxに日々落としていく
                彼への日々への手紙として、そしてわたしの記録

                いつもは外国で彼がつけている家計簿を
                ひとりのわたしは自分でつける
                彼へに届ける日記のように
                 

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                Sweet song

                2011.03.28 Monday 17:23
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                  まったく知らない駅
                  まったく知らない街
                  思うように通じないコトバ
                  何台も手をあげても手を振られ通り過ぎていくタクシー



                  マンハッタンから少し離れたこの街をわたしはバスで移動することに決めた
                  わたしは大きな勇気と小さな声で
                  黒人の叔母さんに話しかけ住所を見せる
                  叔母さんは言う
                  大丈夫、このバスで行くわよ
                  バスの運転手さんに言いなさい、教えてくれるわ
                  わたしのメモには住所だけで行き先のバスストップの名前はない
                  住所に書かれた通りはとても長くて番地までバスの運転手は把握していないという
                  いくら頼んでもコトバは一方通行で怒られている気がした
                  そんなわたしに叔母さんとおばさんと一緒にいた女の子が手招きをする
                  わたしたちが番地を見て教えてあげるから安心しなさい

                  叔母さんの鼻歌だけがバスに響き渡る
                  やさしくてわたしまでも口ずさむ
                  冷たく思えたバスの運転手さんがMSとわたしを呼ぶ

                  ひとつずつの過ぎさる番地を見つめながらここで降りなさいと彼は教えてくれる
                  彼にお礼を伝え握手をする
                  そして叔母さんと女の子を振り向くと笑顔で送ってくれていた

                  不安と一緒にバスストップで降りたわたしは番地を見つけようとする
                  すると叔母さんと相談していたかわいい女の子が声がする

                  わたしの家はこのあたりだから住所まで連れて行ってあげる

                  彼女の名前はステファニー
                  海の見える目的地に着いたらうれしくて
                  彼女にたくさんのお礼とハグをして別れを告げた



                  わたしは自分の世界がどれだけ小さかったか日々知っていく
                  そして人のやさしさを知る 

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                  iceicecream

                  2011.03.26 Saturday 12:45
                  0
                    8年前小田急線の駅で待ち合わせをして
                    はじめてあった韓国人の彼女とNYの街であっている

                    イギリスにいると思っていた彼女から
                    地震大丈夫だった?とSkypeが入ったのが12日だった

                    来週からNYに行くの
                    と伝えると遊びにおいでと彼女が言う

                    イギリス行きたいけれど無理だなあと言うと
                    彼女は突然今NYにいるのよとわたしに告げる

                    そしてNYの街で待ち合わせをした
                    場所はグランドセントラル



                    彼女の住むマンハッタンの家にあそびに向かう帰り道3月の街に雪が舞う
                    雪を見て彼女は言う
                    夢が降っているね、あれ夢だったっけ?
                    わたしは微笑む
                    雪だけど夢
                    コトバ遊びのようなたくさんの夢と雪

                    アイスクリームが食べたくて
                    近くのバスキンロビンスまで夜道を歩く
                    買ったミントアイスクリームとオレオアイスクリームに雪が降りかかる
                    アイスに雪が積もることを傘がないわたしたちは気にしながらも
                    雪はICEだからいいでしょうとふたりして笑った



                    彼女のアタマの中は韓国語と英語と日本語で埋まっていて
                    いろんな引き出しが出来ていた
                    コトバ、たくさんの人たちとの出会い、そして経験
                    彼女はいつの間にこんなcuteな大人になっていたんだろう

                    出会ってからのたくさんの時間が
                    彼女を大事な年下の妹から大切な友達に変えていた

                    つぎあう時も彼女はもっと成長しているのだろう
                    わたしもいい年を重ねよう

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                    made in blue

                    2011.03.23 Wednesday 05:19
                    0

                      NY 6:41a.m.



                      パトカーのサイレンが鳴り響く
                      まだ鳥たちは朝を告げない
                      窓越しの青いカーテンは青く透ける

                      きょうはどうやって過ごそうか
                      ほんの少し青いカーテンの奥を見つめた

                      朝方のキッチンはとてもきれいに見える
                      けれど朝焼けが見えない、ここからは
                      何時に太陽が昇るんだろうと最近この時間になるといつも思う
                      いつからがNYの朝なんだろうと
                      今度この街のはじまりを見つけに行こう 

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                      Our promise

                      2011.03.20 Sunday 13:26
                      0

                        彼と14日後の待ち合わせの約束をして
                        駅まで送ってくれた彼のクルマが見えなくなるまで手を振った

                        15時間後3年ぶりに会う妹の笑顔が見れた
                        気が抜けたら世界がきれいに見えはじめ
                        写真ノイローゼが治ったみたいに思えた
                        そして何もかも穏やかにすすむ時間のなか
                        あなたが隣にいない夜の街だけが寂しく見えた




                        14日後に会いましょう、楽しみにしています

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