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2014.02.13 Thursday
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    タルトタタン

    2012.11.16 Friday 23:11
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      突然彼が
      タルトタタン、僕の大好物なんだ
      そんなことを言い出した

      それから一日おきにわたしはリンゴと見つめあい
      オーブンでタルトタタンを焼くようになった



      甘い香りとタルトタタン

      そして昨日の晩、彼がつぶやいた
      どうしてタルトタタンって名前なんだろう?
      わたしの頭には
      グツグツ煮えるキャラメルがサタンと重なって
      悪魔のケーキと浮かぶ

      本当はタタンホテルで偶然生まれたケーキ
      タルトタタン
      そんなケーキを夕暮れと共にわたしはきょうも焼く

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      The stop at the time

      2012.11.04 Sunday 21:59
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        最近立ち止まったから気づいたことがある

        日常のなか
        簡単に消えていってしまう音のような一瞬を
        ゴミ箱の中から見つけ出すことはとても難しい

        だって時間は自然と経ち去っていくから
        そんなとき嫌でも立ち止まらないといけないようなことが起きたら
        わたしはしあわせだといつも思う



        また新しい音を聞くことができるから

         
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        How to walk the way of secret

        2012.07.01 Sunday 23:49
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          電車から何気なく見ているその道を歩いてみたくなる

          けれど現実にその景色の一部になろうと
          いくら自転車を走らせてもその道にはなかなかたどり着けなくて
          肌にはりつく汗を感じるランニング後のようなすっきり感と
          心はまたたどり着けなかったという隙間が残る
           
          その日
          彼と往復1時間以上のサイクリングに出かけた
          感じるのは
          乾ききった喉と前に広がる道

          走りに走ったら
          いつの間にか
          電車から見える景色の一部になれていた



          きっとどうやったら見えるんじゃない
          知らないうちに走りきった先に見たかった景色がきっと広がっているんだ
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          Weekend woodcutter

          2012.03.09 Friday 20:19
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            大学時代の友人に誘われ最近のわたしたち夫婦は週末だけ木こりになったりする



            生きている木を電動ノコギリで1本ずつ切っていく
            1本1本思い出が詰まっている木をひとつひとつ重なった理由で切っていく
            生きている木はとても力強くそれぞれ異なる香りを持ち硬さも違う

            自然と向き合うことを教えてくれようとする友人と彼はわたしにノコギリを握らせる

            わたしは木を切ることを楽しんでいるつもりが
            彼と友人に木を切るわたしは突っ込まれた

            ゆうちゃん、もう1歩足出して

            そのコトバでいつのまにかへっぴり腰で木に向かっていた自分に気づかされ
            ほんの少し情けない自分は恥ずかしげに笑う
            そしてその瞬間、突然いろいろなことが頭をよぎった

            わたしはいつからこんなに自分を守る人になっていたのだろうと

            帰り道
            クルマの中彼に伝える

            いつから目を守らなきゃとか、何かを失うことにばかり気をとられる人になっていたのだと思う?

            彼は言う
            ゆうちゃん、それはインディアンの教えのような質問だね
            インディアンはナイフを持つことを教えられたときにそのことを習うらしいよ
            彼の目は笑っていた

            わたしはその話を聞きながら
            日々は守ることに目が行ってしまいがちだけど
            生きることはきっと自然と失いながら得ていくことだ



            週末木こりになれたわたしは木に小心者の自分に諭されながら、一日一日を楽しむことを知った

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            Footbridge

            2011.12.11 Sunday 12:00
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              彼とおかあさんとわたしで赤に変わった信号を見つめ

              競争

              といってわたしは歩道橋をのぼり始めた

              わたしが上までのぼると彼とおかあさんは微笑みながら手を振っている
              歩道橋からは先までつづく夕焼けの道と、
              道路の真ん中に咲くバラが太陽のひかりでピンクがあたたかかった

              階段を降りるきると一足さきについたわたしが今度は彼とおかあさんに手を振った

              彼とおかあさんに
              どちらが早いかはどっちでも良くて
              歩道橋から見える景色はとてもきれいだったよ
              と言うわたしにまたふたりは穏やかな笑顔を見せた


               
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              Voice of the trees

              2011.11.28 Monday 20:38
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                そこに森があれば草木も燃やさなければ森は成り立たないだろう

                生まれてはじめて焚き木を一から最後まで見届けた
                ココロの中の重みがすべてなくなるくらいあたたかく感じた
                人として生きる原点である火を見つめながら考えた

                今いちばん難しいことは様々な場所でいろいろな選択を迫られている

                人が人として歩みだした時代から
                こんなに遠くまで歩み、そして絡まりある世界で
                どうして人として生きることはこんなに難しい



                 
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                コトバの落葉

                2011.11.25 Friday 23:06
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                  彼がベッドに寝込むわたしに語りかける
                  ゆうちゃんのココロを整理してあげよう
                  そう言いながら散らかった部屋のゴミをひとつひとつ捨てていった



                  そんな彼が隣にいてくれるからわたしはまた景色がきれいに見えるようになったのだろう 

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                  真昼のぴーかん

                  2011.11.10 Thursday 19:26
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                    秋という名のついたまだ暑さ残る頃
                    きそがわ日和というイベントに彼と向かった

                    ほかの作家さんのお手伝いをしているときに
                    きそがわ日和のスタッフの方と出会い話したのがきっかけだった

                    彼の友人が岐阜でガラス作家をしていると聞いてそちらのほうに行こうとしていたところなの

                    そのコトバを残し家路を急いだわたしが電車のなかパンフレットを開いて驚いた
                    偶然さっき話していたガラス作家さんと彼女が岐阜にいることを教えてくれた彫金作家さん
                    彼の友人ふたりの名前が記されていたから
                    わたしと彼はすぐさま、きそがわ日和と自分たちのカレンダーに書き込んだ 



                    ちょうど大雨の後で氾濫がおきた後の川辺はたくさんの太陽に包まれていた
                    川に反射したひかりはやさしい音を放つ
                    大学時代からの彼の友人たちは楽しそうに
                    そしてそれぞれの作品に誇りを持ちながら接客していた
                    お昼時になると評判のお弁当を口に運び
                    おいしさいっぱいの笑顔を見ていたらわたしまでしあわせで
                    自分もおいしいものを食べて笑顔になりたいと
                    くいしんぼうになることを決めた

                    くいしんぼうとは決めてなるものではないと思うけれど
                    何かひとつのことが頭に入るとそれ以外のことがストップするわたしの脳は
                    アタマの回転だけのために糖分がたくさん入った飲み物と流動物となる
                    けれどそれでは笑顔は生まれないし力も出ない
                    おいしいものは何よりのココロの栄養だ

                    川を眺めながら飲んだアイスコーヒーはのどの渇きもココロの乾きも癒してくれた
                    そして彼の友達が見えなくなるまで手を振ってくれた姿は自然なやさしさがこもっていた



                    ゆったりと見える川辺には
                    たくさんの流木たちと
                    水神様のチカラを使い果たしたよという穏やかな顔

                    そして帰り道のクルマで彼と話す
                    今度は泊まりで遊びに来よう
                    そしてまた川を眺めながらおいしいご飯を食べようと
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                    Forrest Gump

                    2011.11.08 Tuesday 18:34
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                      まだこんなに肌寒くない頃
                      彼の久しぶりの長い休暇に高野山に行った

                      そのときのわたしは考えることで精一杯で体力も落ちていた
                      いつもカメラで重いバッグを極力軽くして歩いているつもりだった
                      けれど緑が深くなるにつれ、空気が澄んでくるにつれ
                      肩にかかるバッグが重く感じられた

                      途方もない年月をかけて大きくなったのだろうという木々
                      ひとつひとつ歳も表情違うお地蔵さんに成長する苔たち
                      木々の隙間から差込む太陽
                      たくさんたくさんの人たちが眠る場所



                      彼が色々なことに驚き続けるわたしの横で足軽そうにやさしく声をかけてくれる
                      荷物ほんの少し持ってあげようか?

                      いつものわたしだったら、これお願いと頼んだろう
                      けれどこの荷物が重いのはわたしが選んできたからで
                      気持ちのいい場所で彼までこの空気を満喫できなくなったらいやだと
                      これはわたしの荷物だからと彼に笑顔で言った

                      これからはもう少し選んで荷物を持って歩こう
                      きっとそれはすべてのことに続いている



                      最近一番難しく思えていたありがとうとごめんなさい
                      帰りの電車の中
                      気づいたら隣に居てくれる彼にありがとうと自然と言えていた 
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                      中秋節

                      2011.09.13 Tuesday 14:12
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                        昨日の夜帰ってきたばかりの彼が突然ベランダに向かう

                        きょうは6年ぶりの中秋の名月らしいよ
                        本当に満月なんだ
                        僕たちが一緒に暮らし始めた頃が前の本当に満月の十五夜だったんだ
                        そのときの満月を覚えている?

                        二人そろって覚えてないねえ、そんな特別な年だったとはね
                        と微笑みながら顔を見合わせた



                        もう少しで結婚して6年の月日が経つ
                        まだ6年、されど6年
                        いろいろな変化があった
                        けれど二人で月を眺めたり空を見つめることは変化しないでここにある 


                        photo by him

                        そしてたまに歳をとったねえと彼に笑いながら言われるわたしもいる
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